レバレッジ勉強法

レバレッジ勉強法

レバレッジ勉強法

 この手の本は滅多に読まないのですが、なかなか良い本だったので軽く纏めておきます。

勉強する理由を考えない

 ノルマ化する。勉強はやらないよりはやった方が良いに決まっている。「何でこんな勉強しているんだっけ?」「睡眠時間を削る意味は?」などと考えてしまって勉強を止めてしまう、というのが、勉強を始めたときにぶつかる壁である。深く考えずにノルマ化してしまうと楽。

リターンを意識した投資を行う

 「将来どのようなリターンがあるか?」を見越した投資対象の選別を行う。当たり前だけど、意外と出来ていないところ。その場の勢いで「あれをやろう」というのは失敗のもと。投資出来る資産(特に時間)は限られている。確実にリターンが得られるものに投資しよう。

何事もアクティブに捉える

 会社の研修などを「何でこんなことをやらなきゃならないんだ」と考えて受講したり、「あれをやっておいた方が良いんだろうな」という気持ちで勉強をしたりするのは時間の無駄。それがやらなければならないことなのであればポジティブに考えて少しでもその時間投資に対する収入を得ることを考える。「やった方が良いんだろうな」程度の投資であれば、そもそもそれが将来どのようなリターンを生むのか考えてから投資する。

タスクをノルマ化する

 時間割を決めてタスクをノルマ化する。雨の日などはやる気が起きないことが多いが、一度手を付ければ作業興奮を利用して完遂出来ることが多い。まず手を付けられるようにノルマ化すること。「今日は気持ちがのらない」「気分が良くない」などの「自分の気分」は 100 % 無視する。毎日課せられたノルマを粛々とこなす。
 本当は時間まで管理した方が良いのだろうけど、自分の場合は仕事が大抵終電まで及ぶのでなかなか難しいですね。そういう意味で、下記の Things はちょうど良いのかもしれません。また、ノルマ化したタスクの「見える化」もモチベーション維持に不可欠。これも Things の「ログブック」で見える化されています。

自己投資の時間は「天引き」で予め確保しておく

 自己投資の時間は予め確保しておくのが鉄則。一日の時間から固定費・変動費を差し引いて残った時間を自己投資に充てようとすると、時間が確保出来なくなる。真っ先に自己投資の時間を確保することを考える。
 自分の場合は大体 9~24 時まで働いているので、8~9 時、24~25 時は確保出来るようにしたいですね。

勉強方法

 長時間の勉強を一気にやろうとすると難しい。例えば 45 分単位で時間を取り、間に休憩を挟んだ方が効率的。
 また、勉強方法として複数の書籍を手当たり次第読むよりは、同じ書籍を何度も復讐した方が定着する。一度読んだだけではその書籍の内容は理解出来ていないことが多い。何度も読んで初めて理解出来る。1 冊につき 3 周程度の復讐は必要。